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腰に優しいマットレスの選び方| 試して比べてみませんか。

腰痛にはどんなマットレスがいいの?試して比べて!マットレスの選び方

病気やケガ、ストレスなどあらゆる原因・要因を総合すると、なんと日本人の90%もの人が、一生のうちに一度は「腰痛を体験する」といわれているそうです。こうした驚きの数字を突きつけられてみると、「腰痛」とは、いかに身近な苦しみであるかがわかりますね。

そこで今回は、少しでも「腰痛」を抱えていらっしゃる皆さまの一助となるよう、「マットレス選び」という側面から腰痛へとアプローチを試みようと思います。

しかしながら、このアプローチは治療や療法ではありませんので、「治癒する」「軽減する」などと断言する訳にはいきません。それでも、皆さまの健康的な生活実現に、少しでも貢献できればと願っている次第です。

布団とベッド、どちらが「腰にやさしい」のか!?

布団とベッド、どちらが「腰にやさしい」のか!?

■布団とベッド、どちらが「腰にやさしい」と言えるのでしょうか!?

身近な苦しみである割に、「これだ!」という「腰痛解消への決定打」を見つけにくいという現実もあるようです。実際に「腰痛が改善されるなら…」と、通院やリハビリ、運動療法などに取り組んでいらっしゃる皆さまは多いのではないでしょうか。また、日常生活においても、「腰痛を招かないよう、日頃から気を遣って日々を過ごしている」という皆さまも多いことでしょうね。

ところで『布団とベッド、どちらが「腰にやさしい」のか!?』とは、よく見聞きする議論ですね。しかし、こうした議論における結論はしばしば、回答する「体験者の主観」によって左右されることがあるので注意が必要です。

その理由は、「布団が良い」あるいは「ベッドが良い」という意見は、回答をおこなった方の「体験談である可能性が高い」と考えられるためです。

この場合、厳しい言い方を許していただくなら、「あくまで回答者の主観であって、再現性を持つ根拠に裏付けられた意見ではない」ということ。言い換えるなら、通販番組に出てくる〝アレ〟と同様です。「…ご利用者の感想であって、▲▲を保証するものではありません」という文言。そう考えると、ネット上の「クチコミ」にも気をつけなければいけません。

では、「布団かベッドか?」という議論の行方については、一体どのように考えるべきなのでしょうか。

◆背骨のS字を適度に保てて寝返りも打ちやすいこと

背骨のS字を適度に保つことができ、寝返りも打ちやすいことが重要

■立っているときの姿勢と同様、「背骨のS字を適度に保つことができること」。そして「寝返りを打ちやすいこと」。この2点をクリアできれば、布団でもベッドでもOK!

結論からお伝えすると、「布団かベッドか?」でいえば、「どちらでも良い」と言えそうです。

ただし、布団にしてもベッドを選ぶにしても、一定の条件があるといわれています。その条件とは、
「背骨のS字を適度に保つことができ、寝返りも打ちやすいこと」です。

腰痛に苦しんでいらっしゃる方でしたら、これまでに一度は、「背骨のS字」という言葉に遭遇したことがあるのではないでしょうか。

ご存じないという皆さまのために、簡単に説明を加えておきましょう。

人間の背骨は、5kgほどあるという重たい頭を支えながら二足歩行ができるよう、緩やかなS字を描くことで、サスペンションの役割を担っています。生まれたばかりの赤ちゃんは、この背骨のS字が完成していないために、まだ立ち上がることができないのですね。首が据わり、お座りができるようになりハイハイへ。そしてようやく立ち上がる。この間に、首から腰まで繋がる背骨のS字が完成するのだそうです。

◆「布団かベッドか?」ではなく「マットレスの固さ」に気を配るべき

これが理想とする背骨が適度なカーブで「S字」を描いている状態

■これが理想とする背骨のS字が適度に保たれた状態です。頭、肩、お尻付近に掛かるカラダの重さを、程よく沈み込みながら支えてくれるマットレスによって実現します。

本題に戻りましょう。

先ほどの、布団にしてもベッドにしても「背骨のS字を適度に保つことができ、寝返りも打ちやすいこと」という条件には、決して見逃してはならないポイントがあります。それは、「背骨のS字を適度に保つ」の【適度】という部分です。

この【適度】を今回のテーマに基づいて解釈するならば、寝具、布団にしてもベッドにしても、「柔らかすぎも固すぎもダメ」ということ。

となれば、こと「腰痛対策」という観点からいけば、「布団とベッド、どちらを選ぶべきか!?」ではなく、「腰にやさしい【寝具の固さは!?】という部分にフォーカスすべき」ということがわかります。

そして、ここでいう「寝具の固さ」とは、寝姿勢を取った際、カラダの重さを支えてくれることになる敷き寝具、すなわちその代表である「マットレスの固さのこと」と置き換えて考えても良さそうですね。ですからこの先は、「マットレス」という言葉を使ってお話を進めていくことにしましょう。

◆「起きて立ち上がる」という動作、腰痛がある場合はベッドのほうがやさしい

足を下ろすだけで立ち上がれるベッドのほうが「腰痛にはやさしい」といえるでしょう

■足を下ろすだけで立ち上がれるベッドのほうが、「腰痛にはやさしい」といえるのではないでしょうか。

ところでこれは少し次元が異なる話題であるうえに、こんなふうに断言してしまうことがはばかられる事柄ではありますが、畳に敷く「布団派」の皆さまはきっと、腰痛はあったとしても、それ以上にパワフルな「筋力」を備えていらっしゃるのではないでしょうか。

畳の部屋に敷いた布団から起き上がり、さらにはそこから立ち上がり、カーテンを開けるべく窓辺へと向かう。そしてその後、「布団をあげる」という作業をこなす…

その間、何度「よいしょっ!」「どっこいしょ!」などと唱えてしまうことか。こと、腰痛に悩まされていらっしゃる皆さまにとっては、いずれの動作も、かなりのエネルギーと〝決意〟を必要とするはずです。

もしもそうした状況にあるならば、まずは「よいしょっ!」「どっこいしょ!」を減らす方法を考えましょう。「ベッド」という選択肢は、そうした方法の一つといえるかもしれませんね。

何よりも、体を起こした後は「足を床に下ろすだけのベッド」のほうが、はるかに「腰痛にはやさしい」といえます。

マットレスは「柔らかすぎ」も「固すぎ」もダメな理由

柔らかすぎるマットレスは背骨のS字を保てない

■柔らかすぎるマットレスは必要以上に体が沈み込んでしまい、背骨のS字を保つことができません。

まず「柔らかすぎ」の場合から見ていきましょう。

背骨は、寝姿勢を取ったときにも「適度なS字」を描いていることが理想です。これが柔らかすぎるマットレスの場合、寝姿勢を取ったときに重さが加わる部分、つまり頭、肩甲骨付近、腰が必要以上に沈み込んでしまいます。

そうするとカラダは、S字を通り越してV字やW字形を描くことになります。ここで「S字を適度に保つ」の【適度】という言葉を思い出しましょう。

過ぎたるは及ばざるがごとし。まさしくそういう状況です。

必要以上に沈み込んでしまった身体各所を支えるために、その周囲の筋肉や骨が「頑張らざるを得なくなる」ということは、容易に想像できます。そしてこの状況が、「腰痛」ばかりでなく、肩こりや偏頭痛をはじめとする身体各所の不具合を招くことにもなり得るといいます。「たかがマットレス選び」「されどマットレス選び」です。

◆「寝返りの打ちやすさ」を侮ってはいけない

マットレス選びでは、寝返りの打ちやすさも重要なポイントです

■マットレス選びでは、寝返りの打ちやすさも重要なポイントです。

寝姿勢を取った際、過度にカラダが沈み込んでV字、W字形を描いている姿勢を想像してみてください。胸から腹にかけて不自然に折れ曲がった姿勢は、なんだかとっても息苦しそう!

それだけではありません。柔らかすぎるマットレスでは「寝返りを打ちにくい」ことも問題となります。

たとえば、ずっと「立ち続けの一日」を過ごしたとしたらいかがでしょう。脚、腰に疲労が溜まり、思わず屈伸運動をしたくなりますよね。そして、その屈伸運動の際のギシギシとした「痛み」と「心地よさ」といったら…。

同じ姿勢をとり続ける苦痛と、カラダへの負担は想像以上です。寝返りには、こうした苦痛や負担を和らげる「屈伸運動」の役割があるといわれています。

◆「固すぎるマットレス」は、背骨のS字を伸ばしすぎる

畳や床に寝転がり背筋を伸ばすと気持ち良いものですが…

■たまに畳や床に寝転がって背筋を伸ばすと、とても気持ち良いものですが…

いかがでしょう。ごくたまの機会に、畳や床に仰向けになって両の腕を頭上に突き出し、「う〜っ!」と背筋を伸ばしてみる。

これ、とても心地良いものですよね。それに何か「カラダに良いことしている!」という気分にもなれます。

しかし残念なことに、そう感じてしまうのは、日頃いかに「前屈み・猫背姿勢でいる機会が多いか!?」という証明にしかならないそうです。

「でも、背筋(背骨)を伸ばすと気持ち良いのだから、カラダに良いことなのでは?」というのは、早計に過ぎます。長時間その状態が続くと、今度は「柔らかすぎるマットレス」とは逆の影響を受けてしまいます。

固すぎるマットレスでは、背骨が真っ直ぐになりすぎ、緩やかなS字形が失われてしまう

■固すぎるマットレスでは、背骨が真っ直ぐになりすぎ、理想とする「緩やかなS字形」が失われてしまいます。

「柔らかすぎるマットレス」ではカラダが沈み込みすぎてV字やW字形となってしまうことが問題でした。「固すぎるマットレス」の場合はそれとは逆に、背骨が真っ直ぐになりすぎ、緩やかなS字形が失われてしまうところに問題があります。

アウトドア好きの皆さまにでしたら、コットやエアマットなどを用いず、テントの床面にただ薄手のマットを敷いただけの寝心地… といえばご理解が早いかもしれませんね!

こうした状況の場合、カラダの重さが加わる部分、頭、肩甲骨付近、腰などがピンポイントで接することとなり、これらの部分に痛みが生じることにもなります。これもまた「寝苦しさ」のひとつとなり、「良質な睡眠」を妨げてしまいます。

今回のテーマを言い換えるなら、「睡眠姿勢と腰痛」そして「健康」です。加えて「睡眠」とは、おおよそ「人生の3分の1の時間」を占める「一大プロジェクト」に相当する事柄。ほんの一瞬感じる「心地よさ」だけに惑わされるわけにはいきません。

「固すぎるマットレス」は、この場合の「一瞬の心地よさに相当するもの」と言えるかもしれませんね。

腰痛にやさしいマットレス選びに大切なことは、先入観を捨て去ることかも!

ウッドスプリングを備えたベッド(フレーム)

■マットレス選びはとても重要ですが、たとえばこうした「ウッドスプリング」を備えたベッド(フレーム)を上手に組み合わせ、さらに皆さま一人ひとりのカラダにマットレスをフィットさせるという方法もあります。
Photo/Sembella(センベラ)のベッド

「布団かベッドか?」という議論と同様、「ウレタン素材のマットレス」も「腰痛と関連する話題」として登場する頻度が高いといえるかもしれません。ウレタン素材のマットレスが話題になるのは大半の場合、「低反発と高反発、どちらが腰痛に優しいか!?」というところでしょう。

また、こうした議論の延長線上には「コイル(スプリング)式と比べ、どちらが腰痛にやさしいか?」という話題が続きます。

余談になりますが、マットレスの素材として「ウレタン」と似ている「ラテックス」を混同しないように注意しましょう。

また、人気の「テンピュール®」もよく誤解されがちです。テンピュール®とは、「体圧分散+サポート力に優れたマットレス」で、「テンピュール®という素材である」とメーカーが表すとおり、低反発マットレスでも高反発マットレスでもありません。

とはいえ、どのような素材であっても、「低反発」とうたわれているもの以外は、基本的には「高反発寄りである」と考えて差し支えないでしょう。そして近年では、いくつかの素材や低反発素材、高反発素材を層構造として取り入れているマットレスも登場しています。マットレスに使われている「素材」や「タイプ」といった情報や先入観を頼りにしすぎると、思わぬ誤解に囚われてしまい、自ら選択肢の幅を狭めてしまうことに繋がります。

「腰痛にやさしいマットレス選び」ですべきことは、たった一つしかありません。

「腰痛にやさしいマットレス選び」ですべきことは、たった一つ

■「腰痛にやさしいマットレス選び」ですべきことは、たった一つしかありません。

「腰痛とマットレス選び」に関するさまざまな議論や疑問に〝決着〟をつけるには、ここまで取り上げてきた「正しい寝姿勢」への理解が早道です。そして、皆さま一人ひとりにとって最適な、「正しい寝姿勢」を取ることができるマットレスを見つける必要があります。

というのも、体格や骨格、体重の違い、さらには「仰向けか、横向きか」など取ることが多い寝姿勢によって、重視すべきマットレスの性能が異なってくるためです。

そのためにすべきことは、たった一つしかありません。

それは、「数多くのマットレス」にカラダを横たえてみることです。そして可能ならば、専門家の意見やアドバイスを得てください。こうして得られた体感やアドバイスは、何よりの判断材料となるはずです。

そして今回の最後に、宣伝を少々…。

ホクレンホームセンターには、北海道内最大級といえる「ベッドコーナー」が備わっています

ホクレンホームセンターには、北海道内最大級といえる「ベッドコーナー」が備わっています。

人気のテンピュール®からSIMMONS(シモンズ)、sealy(シーリー)など有名海外ブランドはもちろんのこと、フランスベッドなど国内製ブランドのベッド、マットレスを同時に多数、お試しいただけます。

本気で「腰痛対策」に取り組むなら、また、健康のために「良質な睡眠」にこだわるなら、ぜひ一度は、ホクレンホームセンター「ベッドコーナー」へと足をお運びください。ベッドコーナー専任の係員が、皆さまのベッド選びをお手伝いいたします。

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ホクレンホームセンター
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ホクレンホームセンターBLOG編集部

北海道とインテリアをこよなく愛するブログ編集部。おしゃれと女子会も大好き!お役立ち情報や、ちょっとした息抜きに最適な記事をみなさまにお届けしていきます。